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さかもとうどん 2回目3回目と立て続けに行ってわかったこと

一目惚れならぬ一口惚れをしてしまった羽村の「さかもと」さんに早速2度目3度目と行ってきました。1度目のただただ衝撃で正当に評価しきれていなかった点も含めて、もうちょい冷静に食べてみようという所存です。

外観はこれ、おしゃれーな建物。これ全部がさかもとさんじゃなくて、この3棟つながっていそうな左端のみっぽいです。厨房がまさかそんな広いとも思えないし。(他の2棟が一体なんなのかな未調査です)

おしゃれな外観
おしゃれな外観
うどんののれん
うどんののれん

開店を狙っていったのでまだ並び等はなく、さくっと入店。

この日は祝日で、息子氏をどうしても連れて行きたかったので父子二人の入店です。
あいつにここの肉汁うどんを食べて衝撃を味わってほしいのでした。

謎の絵が壁に貼ってあります。ぱっと見、ねぎねえさん(小林銅蟲)に出てきてもおかしくないんじゃねって顔にみえますが…これもよく見てません…。

この絵はなんなんだ
この絵はなんなんだ

さて、注文は息子氏については最初「おこさまうどん」も選択肢にあったのですが、店員さんに「おこさまうどんはどんな感じですか」と聞くと「うどんの量は半分くらいで、冷たいのなら「ぶっかけ」のうどんで天ぷらがちょっと付きます」ということだったので選択から外し、やはり初手は肉汁一択かということに。

息子氏は肉汁一択になったので自分はちょっと悩んだのですが、人気NO2か3くらいという評判だったカレーうどんをお願いします。ここはちょっとバクチ気味なとこもありましたが。

カレーうどん1000円
カレーうどん1000円

10分またずに息子氏の肉汁うどんと、自分のカレーうどんがきました。

カレーうどんにも小皿付き
カレーうどんにも小皿付き

カレーうどんは、小皿で天かす、ネギ、生姜、玉子焼きが付きました。肉汁うどんとほぼほぼ変わらない小皿系。

具はひき肉、レアチャー、油揚げ、青ネギ、あとなんかあったかな。こんくらいだと思います。

ひき肉
ひき肉

ひき肉は全体に散らばるようにかかっており、食感の軽いアクセントになっています。
包丁で叩いたようなひき肉っていうのかな?ミンチの細かい機械製とはなんか違う感じです。気のせいならすみません。

うどんの麺は当然あたたかいもの。

またピンボケしてる…
またピンボケしてる…

一口目食べた第一印象すごく正直に申し上げます。

「肉汁うどんの方が好き…」

まあこれは試さなきゃわからんことですし、次回以降の選択肢を絞れるのでこういうのがあっての好きな店開拓ですわ。
そういう意味でこの選択は決して後悔ではないのですが、圧倒的に超圧倒的に肉汁うどんのほうが好きです。
ここのカレーうどんを好きな人の意見を否定するわけではないのですが、自分でお金払って食べるなら絶対冷たい麺だなと思いました。

まず冷たい麺の締めてきゅっとしたコシと、肉汁の脂で相乗効果が出まくってる口当たりがぜんぜん違う。
このカレーうどんの食感は他でも味わえる、あの肉汁の口当たりは他ではなかなか無い。この唯一無二さの差。これがほぼほぼ全てです。
あとカレースープも、ちょっと自分の趣味ではなかったです。弱い。カレーうどんはもっと強くていいのです、個人的には。

というわけで今回は八幡屋礒五郎の力をかなり借りて強引に好きなタイプに寄せました。

八幡屋!ありがとう!
八幡屋!ありがとう!

まあ決してまずいとかそういうことは言いませんが、肉汁うどんの衝撃に比べるとカレーうどんは今後選択肢にならないなという感じ。ここのうどんは冷たい方がうまいと思う。あの冷たく締まった食感がたまらんのです。

あと武蔵野うどん発祥と思われる「耳」は入ってました。

うどんの耳
うどんの耳

ところで初訪問で肉汁うどん並を食べた息子氏ですが「めちゃくちゃうまい、今まで食べたうどんで一番うまい」と父と同じ感想を持ってもらったので、正直それで十分元を取った気分です。
「あんまりお腹へってなかったけど、余裕で食えた」ということだったのであの喉越しが子供でも分かるということで。

ごちそうさまでした
ごちそうさまでした

3回目の来訪。

このときは連れはいません。ソロです。
カレーうどんが期待よりは下だったので、また肉汁を食べて、初回よりはもう少し冷静に分析してみようという話。

肉汁うどん並900円
肉汁うどん並900円

当然肉汁並を注文。天ぷら等は次回以降ですわ。
この基本の肉汁を良くも悪くも冷静にいただこうと思います。

やはり麺。これは本当にすごい。口当たり、舌触り、喉越しどれをとっても繊細で美しい。
麺の肌自体がつるつるもちもちなのに加えて、肉汁の脂っけが表面に乗るので本当につるつるつるつるっと通っていきます。他に例えようがないかも。

ピントが合わないようにできるのかこのうどんは
ピントが合わないようにできるのかこのうどんは

汁についてなんですが、前回は「塩っけ薄い」と評価したのですが、いやこれ違うわ。
旨味が重なりすぎて、わりときちんと塩っけあるのにそれを感じさせないほど旨味カバーしてしまっている。
決して塩っ気が薄いわけではなかったです。
それ以上に、まずは麺のうまさ、そしてダシや脂のうまみや香りがまず脳にくるので、塩っけの強さをマスクしちゃうみたいな感じ。多分塩分濃度だけでいうと普通のつけうどんと同じ位には強いんですが、それがわからないくらいに他がうまい。

特に後半、麺を食べ終わって汁だけ飲んでいるときに気が付きました。
「あ、汁だけ飲んでるとちゃんとしょっぱいわ(酸味込みの醤油っけを強く感じる)」
湯桶(多分うどん湯)で薄めてちょうどいいというのは計算通りだったようでした。

初回は感動が先にあって、汁に関してはかなり評価が甘かったと思います。
ブレもあるの?ちょっとそれが分かるほどには食べてないので、また何度か来てから。
とはいえめちゃくちゃうまいのは間違いないですがね。

というわけで3回目も大変満足してごちそうさまでした。