福生「いぬい」で中華そば大盛
福生ラーメン民の心のふるさと「いぬい」にひっさしぶりに行きました。確か50年の歴史があるって話。今が2代目なのかな?まあとにかくこの辺のラーメン民でいぬい知らない人はもぐりですわ。
(自分の中ではここと、三鷹のみたか(旧江ぐち)がお父さんお母さんみたいな感覚。ああ、みたか、行きたいなあ。)
休日だと今でも行列ができるんですが、その気持ちはわからないではない。ただ並ばないタイミングをなるべく選択したい店でもある。
コロナ禍なって以来1回か2回来たっきりで1年以上は久しぶりな感じです。夜の営業してるの最近見てないし、昼に来れるタイミングがなかなかないもんで。
店舗裏手にあるいつもの駐車場に止めます。
このよしず、車でさっと通り抜けるときに「あ、営業中か」って思えるのですごくいい営業中案内だと思うんですよ。いぬい民はみんな思ってるはず。
この入り口は少なくとも自分が知っている限りで変わってませんなあ。
い
中華そ ぬ ば専門
い
って中に入って驚いた。いつもの数台あったテーブルがない!?
感染症対策仕切りが付いたでっかいテーブルが真ん中にどーんと一台。
あとは以前からあるカウンター。
入り口付近にもう一台あるけどなんか体の不自由な方みたいな注意書きがあって座れない。
うわー、いぬい、変われるんだー。
メニューや注意書きも変わってる。いや値段も変わった?最後に食べたのいつだっけ?あの時も並600円だったかな。
まあとにかく、このいぬいでさえ大盛700円の時代ですよ。他のラーメン屋が900円1000円なのはあったりめえって感じですわな。
え、ライス専用ゆかりがテーブルに!
コショウ瓶もかっこよくなってる!
というわけで注文した中華そば大盛。これはさすがに何も変わってなくて涙出る。このいでたちよ。
なるとを中心に刻み玉ねぎ、小さめの海苔、細メンマ、チャーシュー、これ。これでなくちゃ。
味は昔ながらの正統派醤油ラーメン(あ、中華そばか)。八王子系の刻み玉ねぎが特徴的。
なにより脂感がちょうどよくて、味は優しい。いぬいをいぬいたらしめているのがこの脂のちょうどよさなんじゃないかと。今日はちょっと醤油っけが薄く感じたけど、だしと脂の感じでもう十分うまいんですよねえ。
そしてこの麺。「バリカタ?ふざけんな」って聞こえてくる。「麺はちゅるちゅるでいいんだよ、やわいくらいの方が馴染むんだよ若造が」みたいな、多分50年変わらないんだろうなあっていう麺。不思議に落ち着く優しさ柔らかしっとり麺。
そしてすごく細いいつものメンマ。極太角切りなごりごりメンマの対局。麺と一緒に食べてもあの優しい麺にまとわりつく優しいメンマ。
チャーシューは以前来た時より強くなってる???当たりはずれの域?
今回はとにかく(いぬいにしては)強めのチャーシューでした。
いやー満足満足。なんというか、満たされる。革新的でもなんでもないけど、ここにくればいつものあれが食べられるっていう安心感ですわ。ほっとして帰宅いたしました。ごちそうさまでした。
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