福生 孫六でスーパーオロチョン(正直な書き方で申し訳ない)
しょっちゅう目の前を車で通る店です。
ちょっと前の休日に行ったお昼。ずっと前から、通りがかる度に気にはしていた民家みたいなラーメン屋に初潜入したときのです。お昼どうしようかとネットで評判を見るとそんな悪くないんで行ってみようと思ったわけです。
駐車場が目の前に2台分ほど。知らんかった。ほぼ「民家の空きスペース」です。
店自体は多分すごく古くて、張り紙やらメニューから老舗感が伝わってきます。「50年前に~」みたいな説明の紙があるので先代はその頃からやってたんでしょうね。
2代目ということで、その先代が作った味を引き継いでいるんでしょう。
店に入るとおばちゃんが(こっちに気がつく様子もなくw)作業をしています。先客はなし。
数秒経って「ああいらっしゃい」というので、メニューをひと通り見て「スーパーオロチョンでお願いします」というと店の奥に引っ込んで誰かと会話。
この人が2代目ですかね。その若いおにいちゃんがちょっと自信なさ目な口調で「無料で麺大盛りできますが」っていうんでお願いしました。ネットの評判だと先代について「おじさんが」っていうのはよく見たので、このおにーちゃんでないことは確実です。まだ30代くらい?
スーパーオロチョンラーメン(大辛)700円。
いやこれ盛りがすげえことになってるな。美し……くない…。まあうまきゃいいでしょう。
これは、、、麺が、、、ぼそぼそ。
この麺をひとくち食べた瞬間に、大盛りにしたことを正直後悔しました。
「これを食わなくちゃならないのか……」
調理を見ていたんですけど、麺茹でのときに冷蔵庫からスーパーで売ってるような生袋麺を出して茹でてたんで、そういうことなんでしょうか。(隣にある業スーの30円の麺のほうがうまいんでは……。)
なんていうかスーパーで袋麺買ってきて、賞味期限ギリギリまで待って水分が表面に出てきてベトベトになった麺みたいな食感。そして謎の茹でむら。場所によって食感が違う(ちょっといい箇所もたまにある)。
これはキツイ……。平ざるで茹でてたんでなんかこだわりを感じたんですけど、そういうレベルではありませんでした。
今日の調理のおにいちゃんがやたら自信なさげなしゃべりと動きで、実は本物の2代目じゃなかったとかある???もうそれを疑うくらいのものです、いやなんならそうであってほしい。
茹で加減とかじゃない気もするんだけど、とにかく麺は家で作るラーメンの方が全然うまいって感じです。
スープもコクが薄くて、動物系の臭みが鼻の奥に残ります。牛テールがベースらしいけど、んー。
辛くないってのはもともとの売り文句っぽいのでここは想像通り。
具材もキムチとか白菜とかなんか葉ものが下の方にいたり、ネギの青くて硬い部位も雑に散らしてあったりで、正直全体として食べにくい。食感の統一感がないというか、導線がわかんないんですよ、どこ食べても食べにくいっていうか。(まあこれ旨いスープと旨い麺だったら、こういう感想にはならないのかもしれないですけど)
ただ褒めポイントはチャーシュー。これだけ別格でウマくて、ホロホロに柔らかく、味付けも非常にいい。これ推しでチャーシュー麺メインの店にしたら流行るんじゃねえのってくらい別格。
これをちょいちょい休憩所にしながらなんとか完食。これはまじでちゃんとしてました。ほんとです。(あたふた褒めるな)
他の人のネットのレビューとかあんまり悪くはないんだけど、まじで?今日がドはずれだったとかある?
先代が美味かったんだろうなというのは分かるんですが、これで跡継いでる?50年の老舗なんだから、これがずっと続いてたとは思いたくないなあ。
自分で作ったほうが絶対うまいなあと思いながら退店したのでありました。
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