MARUCHAN QTTA 猛烈激辛味（ただし全然辛くない）を食べて昨今のお手軽激辛業界に思うこと
EXTRA HOTの後継らしいとか（（あれも全然辛くなかった）←というのがどうも記憶違いっぽくてEXTRA HOTは辛かったよっていう話を聞くのでそうなのかもしれません、長めの言い訳失礼）、ネットの評価も激辛というのはほぼなくて普通に食べられますというのがほとんどだったので正直期待はせずにゲット。土曜出勤のお昼にいただきます。
Twitterでも書いたんですが、この程度のピリ辛で「猛烈激辛」とか煽るから、獄激辛finalも常識の範囲内なんだろうと勘違いされて一般の人が事故るんじゃないですかね。
final5口くらい食べてのたうち回ったっつって猛烈に文句言ってた人。あの件について自己責任論者多かったですけど、私はそうは思えないです。こんな適当な激辛煽り文句がはびこってて、似たような文言で多分数百倍は辛さの違いがあるんだから。本当に辛いの好きな人からはそっぽ向かれて、耐性まだまだなのに自信過剰になっちゃった人がfinalみたいので本気で事故る状況作ったのはメーカーの責任もあるんじゃないんですか？
まあ激辛情報知ってる人は獄激辛finalがくそやべえってのはみんな知ってるんですが、普通の人が簡単に買っていい商品ではないのにコンビニになんの注意もなく普通に置いてあるとかおかしいと思うし、健康に直ちに悪影響がでるレベルに痛い商品が「お子様の喫食には十分ご注意ください」程度なのマジで間違ってると思う。「お子様は絶対に食べないように厳重に管理してください」でギリギリだよあれ。
激辛表記、そろそろ業界で基準なり数値化なりしたほうがいいと思いますよまじで。スコヴィル値が一般的かどうかは不明なので、例えばタバスコの何百倍とか鷹の爪（唐辛子）の1000倍の辛さとか誰が見ても「タバスコの50倍なら、あれよりこれは辛い」「鷹の爪の100倍なら、これは食べたことある辛さだ」「唐辛子の1000倍？あれの10倍は辛いのか」ってメーカーや商品を越えて判定できる基準みたいなもん。少なくとも「激辛」を名乗っていい基準みたいなのはまじで決めておくべき。どう考えたって普通にコンビニで獄激辛が買えるあたりから、区分けが必要なレベルには来ているんだから。
提案としてはあれ、大さじ１杯に含まれるカプサイシン量みたいな感じ。スコヴィル値の他の表現でもいい。一口の辛さが知りたい。全体量としてキツイかどうかは別のベクトル。「この商品の大さじ一杯には、唐辛子換算で10本分のカプサイシン相当量が含まれています」みたいな感じ。してくんないよなあ。ああ
私は辛いもん好きだし、流行ってる状況は個人的には楽しんでるんですが、なんの耐性もない普通の人を巻き込んじゃいけないと思います。そういう点で、こんな全然辛くないのまで「猛烈激辛」とか煽っていいんですか？って。「猛烈激辛が食えたんだから獄激辛だって食えるだろう」じゃないんですよ全然、100倍以上は違う。
なんかのテレビで激辛ブームの証拠として「激辛好き」を自称する人が7割とかだった記憶がありますが、多分この程度とか中本カップくらいののピリ辛食って「おれは激辛大好き」って自称してる程度がほとんどなんじゃないかって思いますね。自称ならいくらでも言える。煽るのマジでよくないって。カップ麺なら辛辛魚か北極がぎりぎり及第点くらいで激辛名乗っていいんじゃないですかね。
個人的には獄激辛ノーマルとかココイチ10辛位からやっとちゃんとした激辛名乗っていいと思ってますけどね。
これみたいに適当に言葉だけで煽るやつ、本当に辛いの好きな人は「なんだこの程度のピリ辛かつまんね」って思うだけだし、普通の人が過剰に自信つけかねないし、誰も幸せにならないよこんなの。
（ちなみに獄激辛ノーマルは余裕になってきたので、獄激辛finalは発売日に買ったんですが、その後ネットでの「ノーマルの2倍どころじゃねえ、3倍は辛い」「嘔吐感が即来るほど内臓ダメージ」「食べ終わってから数時間は胃が痛い、牛乳1リットル飲んでもダメ」みたいな、今まで18禁シリーズとかでしか見たことがなかったような恐怖評判等を見るにつけ怖くなってて、いまだに食べれてませんwwwこんだけ言ってんのに、よわみそwwww）
味の評価とか一切しませんでしたが、これ読めば分かる通りにその程度でした。蒸しほうれん草がバカうまだったのでヨシです。