三鷹のみたか(旧江ぐち)に10年ぶりに行った!

2022年3月27日

ちょっと野暮用がございまして、三鷹におそらく10年ぶりに立ち寄りました。その時のです。三鷹は以前に勤務していた職場があったところでして、確か7年間通勤で通った街です。正直、学生時代の吉祥寺と勤務してた三鷹をあわせて、このへんが第二の心の故郷的な感じにはなってます。

で、三鷹来ることがあったら絶対何時間並んででも「みたか(旧江ぐち)は寄る!」って前々から思っていたんですが、やっと用事ができたので。

三鷹駅

10年ぶりで駅を降りると、どの記憶を引っ張ってくればいいのか脳がバグりました、最初。
ちょっと歩き回って最新版の記憶と同期できたあとは、さくさくと「あの店なくなってる。あの建物は多分あの頃なかった。あの店まだあるんだ!」みたいな照合ができるようになって、この時点で懐かしさが爆発しております。
正直以前の職場前に立ったときは泣きそうになりました。

で、まずはその野暮用を済ませてから駅周辺に戻ってきました。

早速ここ!

流石に道と箱はほぼ変わってなくて、目をつぶってても(誇大)歩けます。箱は変わってないけど中身は随分変わりましたね。(あのビルは多分あの頃なかったと思うんだけどなあ、、、ってのが1軒ありましたが)
それでもこの地下はまじで軽く100回は来た地下。忘れるわけがありません。

みたかの看板

自分がメインで通っていたころは「江ぐち」で、最後閉店後復活してそこそこに通った「みたか」。2代目大将の顔もよーく覚えております。閉店の報があってから最後までめちゃくちゃな行列ができていたことは忘れませんよ。
江ぐちで、たまにビール頼むと「あれ?今日はビール頼むんだ」とかおばちゃんに言われたり、親父さんの独特なアクションの中華そばとか好きだったなあ。忘れねえよなあ。

うわああああああ

この地下の懐かしさ。昭和じゃん。令和?なにそれ、昭和よ今でも。
土曜の昼時ということもあって、12時の時点で5名くらいの並びができておりました。行列店なんだなあいまだに。

みたか!!!

この暖簾の感じもいいよねえ。本当に。

時間が止まっている赤い木の椅子

この椅子。固くて座りにくくてなあ。それもまたよし。

割り箸のいれもん

この割り箸入れもいいよねえ。本当に全部懐かしい。

もうこの絵で泣ける

この角度、分かる?あの鍋で麺を雑に茹でんの、変わってないの。
そしてギンギラなステンレステーブル。令和でこのデザインの店作ったら即終了よね。
みたか(江ぐち)ならあるの、なぜならみたか(江ぐち)だからなのよ。これを求めてくるのよ、みんな。
平成バブリーなんとかを懐かしむんじゃないのよ、昭和よ昭和

10年ぶりの五目そば!!!!

注文は当然五目。一択。
最近の口コミを見てたら「アブラ」などという進化メニューがあるらしいけどなんそれ?やめて。五目よ、この店は(個人の感想です)

変わってない麺!!

そしてなんと言ってもこの麺。この、絶対ほかでは食べられない麺。大将が平ザルで茹であげてくれるこの麺。
「太い日本そば」という形容をされることもある、このわしわしストレートな強い麺。これ。これこそみたか(江ぐち)。
この麺に醤油っ気の強いスープなんですわ。

このスープ、以前よりかなりバージョンアップしてない??昔こんな脂感ありました?もっと「蕎麦」みたいな中華そばじゃなかったでしたっけ?
流石に先代の味を正確に覚えきってるわけではないですけど、あれをベースにかなり現代的にバージョンアップしてるんじゃないの?って思いました。醤油感が強いのは変わらずですが、旨味が上がったんではと思います。

「チャシュー」

これねえ、正式名称が「チャシュー」なんすよ。で多分現大将もおそらく意識的に「チャシュー麺ね」って言ってるんですよ。チャーシューって言ってなかった。この豚バラ肉をこの切り方でこの味でやるのが「チャシュー」なんすよ。

なんの工夫もないゆで卵

五目に入ってる玉子、ゆで卵。味玉でも半熟でもない、遠足で出てきそうなゆで卵。これが正義っすよね。大好き。

食べ終わったあと、店の外(地下)には13人~15人くらいの行列ができておりました。すっげえなみたか。三鷹のラーメン店って結構豊富にあるのに、みたか一択なんだ。ほんとすげえ。

まだ春の湯あった

懐かしの春の湯。まだあった。

たきたろうもあった!!!!

たきたろうもよく来たんですよ。味噌つけよく食ってたなあ。胃の容量がもっとあればまじで連食したのに。
なつかしいなあ。あの頃はここのCDで女子十二楽坊流れてたなあ(確か)

そんな10年ぶりの三鷹訪問でした。まじで3回位泣きそうになったけど、長男だから泣かなかったよ。